症例集

Case

フレンチブルドッグの犬アトピー性皮膚炎

Before
After
症例 フレンチブルドック2歳 オス
診断

犬アトピー性皮膚炎

症状・経過

フレンチブルドッグは、犬アトピー性皮膚炎に悩んでいることが多いように思います。

今回のワンちゃんも、体の数か所に皮膚炎がみられますが、その中でも目立つのが目と鼻の

間の「しわ」の皮膚炎です。

この皮膚炎は特に皺襞(しゅうへき)の皮膚炎と言って、しわになった皮膚は通気が悪く、じくじくしがちで

細菌も繁殖しやすい特徴があります。

フレンチブルドック以外にも、ボストンテリア、イングリッシュブルドック、パグなどの犬種は、顔のしわだけで

なく、尾の付け根などが皮膚炎になりやすいようです。

このワンちゃんも、写真にあるような顔のしわ、指の間、尾の付け根に皮膚炎があり、犬アトピー性皮膚炎の

治療を行ったところ、一旦は良くなりました。ただ、治りきることはないため、維持していく治療が重要となります。

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