ダクタリ動物病院の皮膚病治療
Treatment At Dakutari Veterinary Hospital
皮膚の疾患は、動物病院での来院理由としては比較的多いと言えます。 皮膚の異常は、目で見て気付きやすい上に、一旦気付くと気になって仕方ありません。 また、症状で最も多いのが「痒み」です。ずっと体を掻いている、ずっと体を舐めている、 そんな症状を放っておくことなんてできません。どんな病気にも言えることですが、 出来るだけ早期に、症状が軽い間に、治療を始めることが大切です。 特に皮膚の問題は目に見えるので、早期に発見することが十分可能と言えます。 皮膚に悩んでいるならまずは当院へ診察にお越しください。
皮膚病への3つのアプローチ
3 Approaches To Skin Disease
皮膚疾患の場合、継続的な治療を必要とする場合が多く、良い状態を維持していくことが重要です。
お薬だけではなく、スキンケアの提案や食事療法なども必要に応じて行っていきます。
少しでもうちの子が快適に暮らしていけるように、一緒に治療を頑張りましょう
01
お薬の選択
安易なステロイドや
抗生物質に頼らない
02
スキンケア
皮膚のバリアを
高める
03
食事療法
自宅で出来る
毎日の健康管理
安易なステロイドや抗生物質に頼らない
お薬の選択
皮膚病に多い「痒み」の症状にはお薬が効果的な場合があります。
よく聞くのが「ステロイド」ではないでしょうか?痒みには効果的な場合が多いです。
しかし、治療に際し単純に痒みを抑える為=ステロイドではなく、診断によっては抗生物質が有効な場合や
「痒み」をお薬以外で治療する方がいい場合もあります。大切なのは、しっかりと検査を行った上でお薬が
本当に必要かを判断し、お薬を選ぶことです。皮膚病は継続的な治療が必要になる場合が多い疾患であり、
お薬とも上手に付き合っていくことが大切です。
皮膚のバリアを高める
スキンケア
皮膚病治療において、お薬以外の日々のスキンケアが重要だといえます。皮膚のバリア機能を助けるための保湿や、 皮膚を清潔に保つためのシャンプーなど、その子の症状に応じてご提案致します。 また、当院併設サロンでは獣医師が薦めるシャンプーを使用しプロによる シャンプーが可能です。
自宅で出来る毎日の健康管理
食事療法
皮膚病の原因によっては、治療の為に「食べる物」が重要になる場合があります。 当院では、食物アレルギーに適したフードや普段の食事(おやつ等も含む) に対してもアドバイスを行っています。 しかし、いくら治療の為とはいえ、 食べなければ意味がありません。数種類のアレルギー食のサンプルを ご用意していますので、継続的に食べていけるものを見つけていきましょう。
治療の流れ
Treatment Flow
診察/問診
最も重要なのは、皮膚の状態を【目で見る】ことです。
そして、いつから症状が出ているのか、悪化してきているのか、
同居のワンちゃんやネコちゃんにも症状があるのかなど、
ご家族様のお話から分かることも多いので、問診はとても大切です。
検査の実施
皮膚は目に見えるとは言っても、見ることだけで診断するのはあまりにも危険です。 目で見て、観察して疑った疾患を、確認するために検査は欠かせません。特に、皮膚病の場合「痒み」が出ることが多いですが、 感染症の可能性をまず除外することが重要です。抜いた毛や皮膚にガラスを押し当てたものを顕微鏡で観察したり、 皮膚を引っ掻く検査を行うこともあります。他にもカビの検査のために、特殊なライトを当てることもあります。 重度の皮膚の病気を疑う場合には、皮膚生検を行うこともあります。診断を行うためには、 様々な可能性を除外していくことが必要になります。
治療法のご提案
診断をもとに治療法を決定します。確定診断が難しい場合にも仮診断という形から治療に入ります。
安易に薬を処方することは避け、適切な薬を適切な期間処方します。また、必要に応じてシャンプーなどのスキンケアや食事管理の提案も致します。
治療にともない様々なご不安があるかと思います。当院では少しでも不安を軽減できるように今後の治療法、副作用、
費用などについても十分な説明を行い、その上でご安心・ご納得頂ける治療方針を一緒に決定していきます。
経過の確認/再診
ほとんどの皮膚疾患は完治というよりは、継続治療、経過を見ていくことが大切です。 そのため、経過の観察を行い、今後の治療についてもご相談させて頂く必要があります。良くなったように見えても、 治療を中断することが危険な場合もあります。
予約について
About Reservation
当院は予約優先制を採用しております。
ご来院の前にお電話にてご予約ください。